石の上にも三年

2020年05月06日

子供の頃,何事も3日坊主の私に母が教えてくれた言事(ことわざ)の一つだ。

前回引用した『天才! 成功する人々の法則』によると,いろんな分野の「一流」と言われる人々に,どのぐらい修練を積んだ時,自分を一流(一人前)と思えたか? という質問をすると,誰もが1万時間と答えたそうだ。

それは分野にかかわらずそうなのだという。世界一流のバイオリニストも世界一流のプログラマも,ビートルズでさえも,自分が今のレベルに達したと感じるには1万時間の修練が必要だったという。

1日9時間,毎日練習すると,3年で1万時間になる。中央で小学校時代(6年間)に,1日4.5時間毎日練習すると1万時間になる。

3年という期間はあながち間違ってはいない期間だったようである。

何より1万時間の練習を維持するには,「好きであること」が大事だろう。

翻(ひるがえ)って,「好きこそ物の上手なれ」なのである。